終わった恋を想っていつまでも一人、立ち止まったままでいること。
元彼と別れて、もうしばらく時間が経っているのに、どうして元彼を忘れて新しい恋へと踏み出すことができないんだろう…。
いったいどうやったら元彼を忘れることができるの?
元彼のことを忘れることができず、苦しんでいる女性はたくさんいます。
どうして元彼を忘れることができないのか、前に進もうとしているのに、いつまでも気になる存在として心の中に居続けるのはなぜなのか、忘れるためにはどうしたらいいのか…知りたくありませんか?
元彼を忘れて気持ちを切り替えるための方法をたっぷり紹介します。
目次
元彼を忘れられないのはどうして?女性心理
何もかもを捧げた人だったから忘れたら空っぽになってしまう
元彼に散々尽くしてきた、元彼が自分の全てだった、元彼が自分の生きがいだった…。
一つでもこれらの感情に当てはまるのであれば、元彼を忘れられないのは当たり前だと言えます。
なぜなら、自分の何もかもを捧げた人だったからこそ、今のあなたは元彼を“忘れるのが怖い”と感じているからです。
自分の生きていく糧となっていた物事が、突然目の前から消えてしまえば、何を目標にして、何を楽しみにして生きていけばいいか、分からなくなってしまうのは仕方ないこと。
また、すぐには気持ちを切り替えることができないのも、当然だと言えます。
ここで元彼をすんなりと忘れてしまうことができたら、自分が空っぽになってしまう、人生の支えを無くしてしまうと考えて忘れることを無意識に拒否しているという状況でもありますので、他にあなたが夢中になれるもの、生きがいだと思える物事を見つけてみると、すんなり忘れられるなんてこともあるでしょう。
初めての彼氏だったから次の恋愛を考えられない
自分にとって生まれて初めての彼氏というのであれば、忘れられないのは当たり前です。
また、付き合ったこと自体は初めてではなくても、ファーストキスの相手だったり、初めてのSEXの相手だったりするのであれば、そう簡単に忘れることはできないでしょう。
これは、先のことが全く想像できないから…という理由が関係しています。
初めて尽くしの恋愛であればあるほど、その元彼と過ごす時間しか想像ができないので、新しい恋に対する想像力が一切働かないのです。
どんな人がいるのか、違う人と付き合ったらどうなるのか…ときにはそんな好奇心も、元彼を忘れさせるのに役立ってくれますが、想像するほど経験がない女性にとっては、これまであった唯一無二のものが失われ、真っ暗な道を手探りで進まないといけないという不安感でいっぱいなのでしょう。
そのため、過去の思い出に囚われて元彼の記憶を薄れさせていくことができないのです。
あんなに素敵な恋人は見つからないと決めつけてしまっている
自分に自信が持てない女性にありがちなのが、元彼以上に素敵な男性は今後自分の前に現れないという心理で、元彼を忘れることができないというものです。
あんなに素敵な男性と自分“なんか”が付き合ってもらえたこと自体が奇跡…そんな考え方をしてしまっているのでは、元彼を忘れることはできません。
確かに、元彼はあなたにとって最高の恋人だったかもしれません。
しかし、だからといって、今後元彼より素敵な人が現れないなんて保証はどこにもないのです。
もちろん、そんな素敵な男性に振り向いてもらえないなんて決めつけているのはあなた自身で、それも真実ではありません。
もっと自分に自信を持てるようにしていくことで、この心理状態は変えていくことができます。
本当は別れたくなかったから復縁したいという気持ちが強い
本当は別れたくなかった、別れるつもりなんてなかった、本当に好きで、今も気持ちは変わっていない。
元彼を忘れることができない女性の心理状態の最たるもの、もっともポピュラーなものが、これでしょう。
自分から別れを告げたわけではなく、相手から別れを告げられてしまって、拒否してもそれを受け入れてもらうことができなかった…そんな状態で不本意な別れ方をした場合には、別れを受け入れることができず、未練だけが残り続けることになります。
本当は別れたくないのに別れざるを得なかった、別れを受け入れることしかできなかったというもどかしい気持ちも、諦めがつかない感情として残り続けることになるので、この未練を薄れさせていくには少し時間が必要となるでしょう。
孤独を感じて人恋しくなっているから
孤独を感じている、寒い季節で人肌恋しくなっている…そんな状態でいることが、元彼への未練を強く感じさせることになる場合があります。
本来は、元彼のことを好きだとか、復縁したい、この先もずっと一緒にいたいという気持ちを抱いているわけではなく、ただ人恋しくなっているときに元彼といた記憶が最新のものとして蘇っているだけ…なんて可能性もあるでしょう。
どうしても、どうしようもないくらい好きかと言われればそうではないので、この場合には未練を消し去るのは比較的難しくはないはずです。
結婚を考えていたので未来が完全に見えなくなってしまった
彼と結婚を考えていたので、別れたことでその未来が消えてしまい、絶望しているあまり、諦めがつかないという形で、元彼に未練が残ってしまうこともあります。
結婚という、一つの人生のゴールでもあり、スタートでもある大きな出来事を前に、思うことはいろいろとあったことでしょう。
期待に胸を膨らませていたこともあるでしょう。
しかし、それがダメになってしまったことで、結婚という未来が完全になかったことになるわけです。
元彼に対してまだ気持ちが残っているということもあるとは思いますし、それに輪をかけて、自分の人生を台無しにされた、大きく予定を狂わされたと感じることになるので、未練だけでなく、恨みも深く残ってしまうことになるでしょう。
気持ちと裏腹!元彼を忘れられない女性の特徴
強がりで弱い自分を表に出すことができない
元彼を忘れることができない女性には、強がりな女性が多いです。
家族にも、どんなに仲の良い親友にも、自分の弱いところを見せることができません。
そのため、元彼のことを想っている気持ちは当然、自分のプライドを傷つけると受け取ってしまうため、人に対して“未練がある”なんて言いませんし、“別れてショックを受けている”なんて言葉も口にしません。
むしろ、ノーダメージであると告げたり、別れて清々したくらいの発言をしてしまうこともあるでしょう。
しかし、実際には未練を強く持っていて、本当は悲しくて、寂しくて仕方ない気持ちを抱えているのです。
その気持ちを表に出すことができれば、感情を理解してくれる人がいるはずなので、多少は気持ちが軽くなるわけですが、表に出すことができないので、多少なりでも気持ちが晴れることがありません。
ずっと一人で苦しむことになるので、余計に辛さが募ってしまいます。
弱い自分を見せることは、決して恥ずかしいことではないということを理解して、自分が心を許せる人には寂しい、辛い、悲しいという気持ちを伝えてもいいのです。
恋愛や彼氏に執着しやすい性格をしている
恋愛そのものや恋人に対して依存しやすい性格をしている人は、元彼と別れてから未練を残しやすいタイプだと言えます。
彼氏に依存する人は、恋人がいる間その恋人が自分の全てとなるので、予定を入れるのも、1日の生活パターンも、全てが恋人第一で回っていたような女性は、元彼に未練を持ちやすいのです。
なぜなら、恋人を失ったことで自分の生きていく意味を失ったように感じてしまうから。
どうしても失ったことを受け入れられず、その受け止めきれない気持ちが未練へと変化するのです。
また、恋愛そのものに依存していた女性や、恋に恋する自分に酔いしれていたタイプの女性も、同じような理由で、元彼に対して抱く未練を捨てきれなくなってしまいます。
元彼の近況チェックが欠かせなくなっている
元彼と別れた後、復縁したいと思っているのであれば、元彼が今現在どんな状況にいるのかということを確認し、復縁告白のチャンスに生かそうとするので、SNSをチェックすることもあるでしょう。
しかし、復縁を考えているわけではなくても、ただ元彼恋しさにSNSをチェックして元彼が今日は何をしていたか、誰といたかをつぶさに知りたがる女性に関しては、元彼への未練をいつまでも切り離すことができず、苦しむことになります。
この場合、この女性が抱いているのはもはや未練の中でも意固地になっているのに近く、元彼への純粋な愛情というよりは、執着に近いものがあると言えるので、未練を断ち切るよりも厄介です。
心の準備ができないままで振られてしまった
人は、ある程度予感や予兆を受け取ることができれば心の準備ができるものです。
例えば、彼氏からの連絡の頻度が減ったとか、会う回数が減った、忙しいと会うのを断られる回数が増えてきたなどという予兆があれば、“もしかしたらもうダメかもしれない”という予感が脳裏をよぎるので、その後少ししてから彼氏に別れを告げられても、“ああやっぱりな”という感情が少なからずあるので、寝耳に水…とはなりません。
しかし、自分自身は二人の関係がとてもうまくいっていると思っていたのに、ある日突然別れを告げられた場合には心の準備ができていないので、当然ふられた事実をすぐには理解して受け入れることができず、元彼に未練を抱いて位しまう可能性が高くなります。
元彼の浮気が原因で別れることになってしまった
元彼の浮気が原因で別れることになった場合には、自分で振った場合でも、相手に振られた場合でも未練を抱きやすくなってしまいます。
浮気されたショックで気持ちが乱れてしまうというのもありますが、相手を好きだったからこそ、嫌いになりきれないので、割り切って別れを受け止めることができないのです。
相手に対して浮気をされて怒っている気持ちは少なからずありますが、それ以前の二人で過ごした楽しかった時間などを思い出すと、どうしても嫌うことができない、許せないけれど、でも離れるのは嫌だという気持ちになることもあるでしょう。
予想だにしていなかったという場合には、まず自分の気持ちの整理をつけないことには、未練を断ち切ることはできないでしょう。
他の男性を元彼と比較してしまう癖がある
他の男性と元彼を比較してしまう癖を持っている女性は、元彼に未練を抱きやすい傾向があります。
比較すること自体、あまりいいことではないのですが、このタイプの女性は、元彼との思い出が完全に美化されているせいで、元彼以上の男性はいないものだと思い込んでいるところがあるのが余計に問題です。
そうすると無意識に、“元彼が勝てる相手”や“元彼が勝てるポイント”で人と人を比べることになりますから、当然のごとく、元彼が必ず勝ってしまうことになります。
そうなれば、“やっぱり元彼以上の人はいない”という気持ちが強くなるので、余計に元彼に対する未練を募らせることになるのです。
忘れなくてもいい!元彼を気にならなくなる方法
無理に忘れようとせず思い出すときには存分に思い出す
元彼を忘れよう、忘れようと自分に無理をさせてまで忘れようとすることは、決していいことではないので、まずは無理をしないことです。
思い出してしまうのを無理に封じ込めて、気にしないように…としている時点であなたは元彼を大いに気にしてしまっているのだということを受け止めてください。
そして、忘れることを自分に強制することがないようにしましょう。
思い出してしまうときには存分に思い出していいのです。
そこで未練を感じている自分を再認識し、忘れるのが不可能だと感じたのであれば、復縁できる方法を模索すればいいでしょうし、このままではいけないと思うのであれば、忘れるために、自分に無理をさせるのではなく、無理なく忘れていける方法を探せばいいでしょう。
元彼を忘れられていない女性は多いという事実を心に留めておく
元々持っている認識から変えることで元彼を気にならなくすることもできます。
思い出してしまう自分を特殊だと感じたり、間違っていると思ったり、悪いことをしているなんて思っていませんか?
もし少しでもそんな気持ちを抱いているのであれば、それは間違いだと自分に言い聞かせてあげてください。
元彼を忘れられない女性は、たくさんいます。
むしろ、元彼をさっさと忘れて前に進むことができる切り替えの速さを持っている女性の方が、世の中には少ないくらいなのです。
その事実を心に留めておくようにすれば、少しは、元彼を忘れることができないことで抱いている罪悪感を和らげることができるのではないでしょうか?
忘れないといけないと自分を追い込めば、余計に元彼のことを気にしてしまうもの。
それは恋愛に限らず、老若男女を問わず、いわば人の常というものです。
忘れられなくて当たり前…だって本当に好きで一緒にいたんだから!
それくらいの広いゆったりとした気持ちでいれば、自然と気持ちは前に進んでいく事ができ、気づけば元彼を気にしないようになれるはずです。
最初は辛くても…連絡を取らない、近況を知らないまま過ごす
元彼のことを気にしてしまう、未練を持っていることを自覚してしまうのであれば、最初のうちは辛い気持ちが募ってしまうかもしれませんが、元彼のことを気にならなくするには、連絡を断つのが一番の方法でもあります。
連絡を取らないことですぐに元彼を忘れることはできません。
しかし、連絡を取らず、近況も知らないで過ごすことで、間違いなく確実に、元彼に関する関心、愛情や好奇心は薄れていくことでしょう。
毎日LINEやメール、電話で存在を感じてしまえば、元彼という関係であったとしても自分の近くにいる、手が届く距離にいると感じ、安心してしまいます。
そうすると、“私にはこの人がいる”という気持ちが強くなってしまうため、どうしても忘れることはできなくなるのです。
反対に、連絡をとる回数を極端に減らし、連絡を断ってしまうことができるのであれば、思い出す頻度は低くなっていくからこそ、ちょっとずつ心を元彼から離していけるようになります。
いきなり連絡を断つのが辛すぎると感じ、あなたのストレスになる可能性があるのであれば、自分からは連絡しないと決めたり、週に1回に連絡頻度を落とし、それに慣れてきたら2週間に空けてみるなど、徐々に距離をおいていくようにすれば、比較的無理なく元彼を気にしないようになっていけるでしょう。
また、元彼の近況が気になってSNSを頻繁にチェックしてしまうという人も、フォローを切るとか、ブロックして見られない状態にするのが辛いのであれば、覗く頻度を下げていくことで徐々に気にならない自分へと変わっていくようにすればいいので、無理なく元彼との距離を空けていくことを心がけてください。
趣味や仕事に没頭して過ごす
趣味仕事に没頭する時間はとても大切です。
何かしていれば、その時間はあっという間に過ぎていくことでしょう。
反対に、何もしないでじっと座っているだけの時間は、本来の時間の数倍にも数十倍にも感じられるようになります。
ましてや何もしていないので、何も考えていないということになるため、その時間でついつい元彼のことを考えてしまうのです。
しかし、忙しく過ごしていれば、その時間は仕事であれば仕事のこと、趣味であれば趣味のことしか考えなくて済むので、元彼のことを思い出したり、未練に浸ってしまうような時間から逃れることができます。
忘れよう、忘れようと自分に言い聞かせて、無理に思い出さないようにするのではなく、思い出す余裕を自分に与えないほど多忙な時間を増やしていきましょう。
忙しさが過ぎれば、最初のうちは思い出してしまうこともあるかもしれませんが、それはそれで時間が解決してくれますし、一日中元彼のことを思い出しているよりはずっとマシでしょう。
自分が幸せで過ごせていることを自覚する
自分が毎日を幸せに過ごすことができていることを、しっかり自覚してください。
元彼を気にならなくするには、自分が元彼と一緒にいた頃よりも、今が幸せだということを理解するのが大切なのです。
あの頃が一番幸せだった…と考えてしまえば、元彼のことも気になるでしょうし、あの頃の方が幸せだったということは、つまりは今は自分がそんなに幸せではないと感じているということに繋がります。
すると今度は、自分がこんな状況で、元彼はどうなんだろう?と、元彼と自分の幸せ度を比較したい気持ちが生まれてくるのです。
そこからSNSを閲覧したり、連絡を取ったり、友達伝いに近況を聞き出したりなど、元彼の現在を把握したいという欲が強く出るようになってしまいます。
そうならないためにも、今は今でちゃんと自分が幸せに過ごせていることを自覚し、今の自らの幸せに自信を持ちましょう。
それがちゃんとできれば、自然と元彼のことは気にならなくなっていきます。
彼と一緒にいる時間以外でも、自分が幸せになれる道を見つけることができるからです。
元彼を忘れて他の誰かを好きになるために意識したい行動
比較が一番の悪!元彼と比較するのはやめる
元彼と誰かを比較することが一番の悪だと考えてみてください。
元彼が最高の思い出として残ってしまっているあなたにとって、元彼と他の男性を比較してしまうことは、決してあなたのためになりません。
なぜなら、比較したところであなたは無意識のうちに元彼を勝たせてしまうからです。
元彼の方が優れていると潜在的に決めつけてしまっているため、誰と比較してもよほどその相手側が優れている部分がない限りは、元彼が勝ってしまい、新しい出会いに興味を持つことができなくなってしまいます。
他の誰かを好きになりたいのであれば、元彼とあなたが新しく出会った相手を比較することはしないでください。
それをしていると、いつまで経っても元彼があなたの中に居座り続け、素敵な相手を見つけることができなくなります。
出会いに歯止めをかけない!
他の誰かと付き合っていることを元彼に知られたら…とか、他の人と付き合ったら、元彼を忘れられていないのに、相手に悪い…とか、さまざまな理由で、新しい出会いに対して歯止めをかけている人がいるなら、それは他の人を好きになるという素敵な行為を自分で邪魔して自分を不幸へ追いやる行動だということに気づいてください。
そこまで元彼にしか興味がないのであれば、復縁告白すれば良いですし、それでもだめだったのであれば他の人を好きになるべきなのです。
早く元彼を忘れて、新しい人を好きになりたいという気持ちがあるなら、出会いに理由をつけて歯止めをかけるようなことはやめましょう。
新しい出会いのチャンスは、嬉々として受け入れ、いろいろな男性と出会い、会話し、人を知りましょう。
それによって、思っていたほど元彼が大したことはない人間だったことに気づけるかもしれませんし、場合によっては元彼なんて一気に忘れてしまうほどあなたが夢中になれる相手に出会えるかもしれません。
出会いに歯止めをかけず、新しい出会いに積極的になることが、元彼を忘れるために、そして新しく誰かを好きになるためにおすすめの行動なのです。
人のいいところを見つけられるよう加算方式に捉える
元彼を忘れて新しい恋に進むためには、人のいいところを見つけられる人になることを心がけましょう。
見た目や第一印象で“ちょっと素敵な人だな”と感じると、最初から相手に対して100点満点のイメージを抱いてしまい、その後、減点式に相手へのイメージが下がっていくことになります。
そうではなく、0の状態から相手を見つめ、いいところを見つけるごとに加点していくような、そんな人の見かたをしましょう。
そうすれば、相手に対して幻滅するようなことがあったとしても、一気に相手を嫌いになったり、恋愛対象から外してしまうこともなくなりますし、元彼と比較して元彼よりいい人はいないんだと落胆することもなくなります。
人の悪いところを見つけてがっかりし、新しい恋愛への道を自ら早々に閉ざしてしまうのではなく、いいところを見つけて少しずつ、少しずつ好きになっていける方が、その後恋愛が成就した際もうまくいくようになることでしょう。
元彼と連絡をとることはしない!
元彼と連絡を取ることはやめましょう。
これにはいろいろな理由が挙げられます。
例えば、あなたが元彼に連絡をしてしまうと、例えもう元彼に新しい恋人ができていたとしても、諦めがつかず期待を抱き、新しく好きな人を作ることから目を背けてしまうでしょう。
元彼が少しでも優しさを見せてくれたり、元彼と連絡を取ることで、元彼と付き合っていた時期を思い出したりしてしまえば、復縁を諦めている人だとしても、ついつい無意識のうちに前に進むことを拒否してしまうのは、仕方ないことです。
また、元彼と連絡をとっていることで、あなたの新しい恋愛を元彼が邪魔してくるということも考えられます。
男性の中には少なからず、元カノと復縁する気はなくても、元カノを他の男性には渡したくない、いつまでも自分を好きでいて欲しいと考えてしまうタイプが存在します。
元カノと連絡をとっている中で、元カノに新しい男の気配がすれば、悪意はなくても元カノを前に進ませないようにする可能性があるのです。
連絡を取らなければ、お互いがどうしているか、何をしているかは分からなくなります。
気になっている間はそれが苦痛になることもあるでしょうし、不安に苛まれることもあるでしょう。
しかし、徐々に時間の経過とともに、元彼への執着する気持ちが薄れ、前に進もう、新しい恋愛をしてみようと気持ちを切り替えていくことはできますし、“連絡を取らない”という選択が少なくともその第一歩になることは間違いありません。
恋愛がいいものであると自己暗示をかけるのも良い
恋愛に対して、辛いものだとか、苦しいものだというマイナスの印象を持ったままでは、前に進むことはできません。
誰だって、嬉しい、楽しい、幸せ…そんな方向に進んでいきたいものです。
恋愛もそうあるべきですが、辛い別れを経験すれば、どうしても恋愛に対していい印象を抱けなくなってしまっている女性をいることでしょう。
新しい恋へと足を進めるのであれば、恋愛に対して、プラスの思考を抱けるように自己暗示をかけてみるのも良いと思います。
恋愛をしていたときに感じた幸せな感情、恋愛をしてきた自分がいるからこそ、今の自分があるという自信などをあなたの心の上の方に持ってくることで、新しい恋への意欲を湧き上がらせることができるでしょう。
恋がしたいと思える自分を作る
新しく好きな人を作るのであれば、恋愛をしたい、恋を楽しみたいという気持ちを作ることも大切ですが、その気持ちを持つ前に自分を変えてみませんか?
恋がしたくなってしまうような自分づくりをしてみるのも、新しい恋愛へと踏み出すきっかけになります。
動機はどんなことだっていいのです。
元彼を見返してやるとか、元彼の今カノより綺麗に、可愛くなりたいなんて動機でも問題はありません。
自分を磨いて、モテる自分を目指し、恋愛に積極的になれる自分を作っていくことで、自然と気持ちの面でも恋愛に対して前向きになれることでしょう。
結婚したけど…元彼を忘れられない!切り替える方法
別れた理由について再度認識する
別れたことへの悲しさや辛さ、最後まで一緒にいられなかったことへの後悔などばかりに囚われていませんか?
未練ばかりに囚われていると、“そもそもなぜそういう結果になったのか”という部分から目を逸らしてしまうものです。
なぜ別れたのか、どうして続かなかったのか、その原因を無視したり我慢したりして元彼と結婚したときに、本当に幸せになれたのかどうかについて考えてみてください。
元彼と結婚までいかず別れたのは、どちらから別れを告げたのであれ、お互いに結婚はできない、そこまでは一緒にいられないと感じる原因があったからなのです。
結婚してからも元彼のことを忘れることができないのであれば、なぜ別れたのか、なぜ結婚しなかったのかに目を向ければ、納得いく答えを見つけることができるでしょう。
今の生活が幸せであるなら感謝の気持ちを持つ
もし、あなたが今の結婚生活を幸せだと感じながらも元彼を忘れることができない自分に罪悪感を感じたり、悩まされているのであれば、今の生活に感謝をの気持ちを持ってください。
あなたがもし、元彼と別れず、結婚していたとしたら、あなたの今の生活はありません。
違う未来だったでしょうし、それがどんな未来だったかは、想像するしかできないでしょう。
また、もしあなたに今、子供がいるのであれば、元彼と結婚する未来を選んでいれば、その子供には会えていないことにもなります。
今の旦那さんとの間に生まれた子供を大切に思うのであれば、今の生活に感謝しましょう。
そうすれば、自然と自分が選んできた今の人生に納得して自信をもてるようになります。
思い出を美化させないようにシリアスに受け止めて
思い出は美化されます。
特に恋愛に関する思い出は、時間の経過とともに醜く汚れた思い出はふるいにかけられ、キラキラした美しい思い出だけが残ることになるものです。
だからこそ、結婚してからの生活に少しでも不満やマンネリ、退屈を感じてしまうと、過去の美化された思い出にしがみつきたくなってしまうのです。
しかし、あなたが今縋り付いているのは、あくまでふるいにかけられていいとこ取りになった思い出です。
いいことも悪いこともひっくるめての家族、結婚生活、夫婦であることを忘れないようにしましょう。
美化された思い出だけでなく、もっと細かい思い出も全て呼び起こしてみてください。
それでも縋りつきたいと思えるでしょうか?
結婚しているのに元彼が忘れられないのなら、あえてふるいにかけられ、落ちていった細かい思い出を取り上げてみるべきです。
今現在の結婚生活に不満があるのかも?と考えてみて
今現在の結婚生活に不満があるのかもしれない…と考えてみるのも良いでしょう。
ある日ふっと昔の思い出に浸ってしまったのであれば、今の夫婦関係などに何か納得がいっていない部分があるのかもしれません。
その不満さえ解消できれば、案外すんなりと元彼を忘れることができるはずです。
もし問題や不満を抱えているのであれば、早めにパートナーに相談して、解決するようにしましょう。
恋に恋してるだけじゃない?セルフチェックしてみる
結婚生活に慣れてくると、パートナーに対してドキドキしなくなったり、マンネリを感じてつまらないと思ってしまうこともあるでしょう。
恋人から家族となり、相手に対しても良い意味でも悪い意味でもお互いに空気のような存在となり、いることが当たり前だという感覚にもなるはずです。
そうすると、昔恋愛中にドキドキしたり、きゅんきゅんしたりという記憶が湧き上がってきて、恋に恋する気持ちが強まることがあります。
元彼を忘れることができないのは、元彼のことを愛しているからではなく、恋に憧れる気持ちが一時的に強まってしまっているからである可能性があるので、夫婦2人きりでデートをしてみたり、旅行に行ってみるなど、いつもとは違うことをしてみましょう。
昔のままではなく時間が流れている事実を受け止めて
何もかもがあなたの記憶の中にある思い出のままではないという認識を持ちましょう。
それによって、夢から覚めたように我にかえることができるかもしれません。
あなたの記憶の中の元彼と今の元彼の見た目は本当に同じままでしょうか?
あなたが歳を重ねているのと同じように、元彼も年齢を重ねているのです。
すごくおじさんになっているかもしれないですし、頭が薄くなっていたり、体型が変わっていたりする可能性だってあります。
思い出に浸るのではなく、そうして現実的なことを考えて、想像して、自らの目を覚ますのも、元彼を忘れられない既婚女性には必要かもしれません。
元彼を忘れられないことは罪ではない!忘れたいなら少しずつ忘れていけばいい
元彼を忘れることができないのは、罪ではありません。
必ずしも、自らの記憶から綺麗さっぱり跡形もなく消し去らないといけないわけではないのです。
あの人と付き合っていた…という記憶は、記憶として残り続けます。
問題なのは、その存在や、思い出に執着してしまうことなのです。
忘れたいという気持ちがあるなら、ちゃんと忘れることはできます。
ただ、忘れるという言葉の意味を間違えてしまうから、“いつまでも忘れられない”と苦しんでしまうのです。
元彼との思い出を心の中に大切にしまいながら、前に進んでいくことができれば、それはあなたがちゃんと元彼を“忘れることができた”という意味になります。
少しずつでいいですし、無理をする必要もありません。
忘れたいと思うなら、元彼との思い出の呪縛から解放されたいと思う気持ちがあるなら、時間の経過とともに、ちゃんと忘れていくことができますよ。